Mr.おしゃべりの談話室

暗号通貨とトッテナムについて、自由におしゃべりする場所として作りました!コメント等、おまちしております😊

Byteballの導入〜なぜByteballなのか〜

どうも、Mr.おしゃべりです(・ω・)ノ

今回はTwitterで平野さん(@junya_1991)がおすすめされていたByteballの導入の記事を日本語訳してみました。

元記事はこちらですので、合わせて参照してください。

medium.com

 

より多くの人に読んでもらえるといいなと思います。

英語が間違っているだとか、何か変な部分があればぜひコメントしていただければと思います。

では、ゆっくりしていってください。

 

はじめに

Byteballについて少し話をしたいと思います!

Byteballは私のお気に入りの暗号通貨プロジェクトです。ホワイトペーパーを読んだ瞬間に、私はByteballに惚れ込んでしまったのです。他のどの通貨のホワイトペーパーを読んでも感じなかった衝撃が走りました。まるで、ビットコインのホワイトペーパーを読んだときの感動のようでしたね。

ですから、適当にこのブログを書き始めたわけではありません。今回のブログは、12月6日アムステルダムで行われた"Bitcoin Wednesday"[1]で、ByteballのファウンダーであるTony Churyumoff がプレゼンしたものをベースにしています。当日は数百人くらい見に来ていたような感じがしました。とても素晴らしいことですが、私としてはByteballはもっと多くの聴衆を集めるに値するプロジェクトだと思います。

記事を読むより、動画を見たいって?それであれば、下のリンクに貼ってあるYoutubeの動画をご覧ください。もし動画を見ないという人は、このブログを読み進めてください。


Byteball | Smart Payments Made Simple - part 1 of 4 - Why?

 

最初に、なぜByteballなのかを話したいと思います。なぜByteballは存在するのか?世界に何をもたらすのか?なぜ我々が注目する必要があるのか?

全3回に分けてByteballを支える技術について少しお話します。何故生まれたのか?堅牢性の確保はどのように行われているのか?どのように機能しているのか?を焦点に見ていきます。

 

Byteballと経済

Byteballは本質的には我々の経済です。その経済圏にいる人々にとってよりよい環境を作り出すことがByteballであり、今まで信用が存在し得なかった場所で信用を生み出す環境だということができます。

こんなことを言うととても大げさに聞こえますが、安心してください。数分かけて読む価値のあるものだと思います。

 

まず、”経済”とはどういう意味でしょうか。我々人類は社会的な存在ですので、互いに何かを交換したり関わり合ったりして過ごします。この活動こそが、我々が経済と呼ぶものです。では、この経済をなす最小単位を見ていきましょう。いわゆる”契約”です。

 

単純な契約では、普通「権利」と「義務」を交換する2人の当事者がいます。1人の権利は、もう一人の義務となっているわけです。

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引用:https://medium.com/@Suirelav/introduction-to-byteball-part-1-why-ab3ff6a7a8f2

 

例えば、売買契約では購入者は品物を受け取る権利があると同時にお金を払う義務があります。また、販売者は品物を渡す義務があり、お金を受け取る権利があります。

契約の素晴らしいところは、どちら側も自分が渡すもの(義務)以上の価値をこの契約を行うことで受け取っているというところにあります。どちらの視点に立っても、というところが素晴らしいのです!2人共が契約によってプラスになると感じなければ、このような契約が結ばれることはないということです。

 

他の例を出しましょう。

あなたは空港からホテルまで移動したいとしましょう。幸い、お金も少し持っています。相手側をタクシーのドライバーとしましょう。彼はお金がほしいと思っています。2人が合意すれば、どちらも利益を得ることができます。

言い換えれば、一部の自由を犠牲にすることで、その時により価値があるものを得ることができるということです。タクシードライバーからすれば、家族と過ごす時間やスマートフォンでビジュエルド[2]を遊ぶ時間を犠牲にしています。あなたは、ホテルまで歩かなくていい代わりにお金を犠牲にしています。あなたは時間を得ることができ、タクシードライバーはお金を得ることができました。

 

両者とも裏切るようなことをしなければ、両者の利益は最大になるといえます。2人共が、その契約を結ぶ前よりもより価値のあるものを手に入れて終了するのです。

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引用:https://medium.com/@Suirelav/introduction-to-byteball-part-1-why-ab3ff6a7a8f2

 

しかし、あなたにより多くの支払いをさせるために、運転手が回り道をしていたとしたらどうでしょう?
または、あなたが料金を支払わずに逃げ出したとしたらどうでしょう?

 

そんなことがあれば、あなたは新たに契約を結ぶことはまずないでしょう。そして、二度と新たな価値が生み出されることはなくなってしまいます。

我々の社会には、契約を強制するために、その強制を確実なものとし、社会を安全なものとし、価値の創造を促すという3つが必要となります。そうすることでのみ、我々は経済を繁栄させることができます。

 

過去何世紀かに渡って、我々がどのように繁栄してきたか振り返ってみましょう。

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はじめは我々は裸で歩き、棒と石を使っていました。

 

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その後我々は定住することを覚え、経済活動を通じて価値の創造を繰り返していくようになりました。

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我々は、より多くの進歩を成し遂げました。

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すごく印象的ではないですか?

 

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今ではあちこちを歩き回るのではなく、行きたい所に飛んで行くことさえできます。先ほど述べた3つの条件は完全に満たされました。

 

これですべて解決したでしょうか?いえ、まだ解決していないのです。

 

新たな問題点

まだ多くの問題点が残されています。新しく生じる問題は、「誰があなたを信用するか」問題です。誰かからインターネットを通じて物を買うとします。取引相手が自分自身だというそのアカウントを、どうしたら確実に信用することができるでしょうか?本当にそのアカウントは、販売者自身のものでしょうか。

 

法律があるじゃないか!と言うかもしれません。もちろんその通りです。ですが、今すぐ訴訟の結果を知ることはできません。訴訟の結果が出るのにはとても時間がかかります。それに、訴訟には恐ろしく費用がかかります。他にもいろいろな問題点があるでしょう。法律があることは素晴らしいことですが、完璧とは程遠いのです。[3]

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解決方法として、第3者を信用するというやり方があります。 

第3者を信用することで時間短縮を可能にすると同時に、取引相手の信用の問題も第3者を信用することで解決できます。しかしその代わりに、第3者がすべての取引を肩代わりすることで、彼らが自分たちのプラットフォーム上ですべてを管理することになります。この方法は、必要以上に第3者に必要以上の力を与えることになり、契約の環境をあまりにも中央集権化しすぎます。それ故に、その第3者の欠陥によって環境すべてがぐらつきかねません。

 

このように、法律や第3者への信頼などの解決策は我々に多くをもたらしてくれましたが、まだ改善の余地が多くあることがわかります。

我々はすべての知らない人々と、コストを減らし、不確実性を減らし、なんの欠陥も無い状態で契約を結べるようになりたいと思うわけです。

困りましたね…何か無いでしょうか…

これらすべてを叶えてくれるような夢のシステム…

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そう、そうなんです。Byteballならできるのです。信じられないですか?それでは、続編の3つを楽しみにしていてください!!!

〜以上〜

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。至らない点もあったと思いますが、Byteballに興味が湧く人が、少しでも増えるといいなと思います。

続編もあるので、それも訳してみようかなと思います。次はByteballの根幹をなす”DAG”の仕組みについてです。

 

ではでは(`・ω・´)

 

補足

[1]Bitcoin Wednesdayはオランダのアムステルダムで毎月最初の水曜日に行われれるビットコインブロックチェーンのカンファレンスだそうです。ミートアップみたいなものなのでしょうか。(参考:Bitcoin Wednesday - Monthly Conference on Digital Currency in The Netherlands

[2]日本で言うところのキャンディークラッシュみたいなものですね

[3]一応日本語訳をつけておきました。雰囲気で訳している部分もあるのでご指摘があればよろしくお願いします。

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